毒沢鉱泉と塩羊羹を満喫。

どうも、渡辺です。

最近とっても暑い毎日が続いていますね。
こんなときってお風呂に入ると、カラダも心もすっきりしますよね。
というわけで今日は温泉のお話。

題名にもあるとおり、長野県は諏訪の毒沢鉱泉に行ってきました。
「神乃湯」さんというところのお宿でお世話になったのですが、
湯治場として使われていたこともあって、なんとも趣のある宿です。
武田信玄の隠し湯だったこと、「神乃湯」という名前のとおり
神様が祭ってあったりで、いかにも効能がありそう。
実際に、お湯は昔薬としても売られていたくらい、効能があり、
なんでもお肌にとてもいいらしく、飲めば胃腸障害にも効果があるそうです。
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お湯が茶色で、さらに期待度大。
湯船が2つあって、冷たい温度の湯船はとても気持ちよかったです。

お肌と髪がしっとりしている!と湯上り後にみんなで効果を実感。
わたしは日焼けのお肌が落ち着いたのと、食べ過ぎのおなかがすっきり、
友達は口内炎がよい状態に、と効能あり!でした。
何よりも、友人とお湯に浸かりながらのおしゃべりが楽しく、癒されました。

お宿による道すがら、御柱祭で有名な諏訪大社がありまして、
そのすぐそばに、「新鶴本店」という和菓子屋さんを見つけました。
そこは偶然にも塩羊羹でとても有名なお店だったようで、
ただ、、、あまり羊羹に興味がなかったので、
軽い気持ちで買って帰ったのですが、これが!なんと!とても美味です。
とても軽い甘さと、塩味がまとまっていて、たまりません。
食感もまた程よい固さ。羊羹っておいしいんだ、と認識を改めました。
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何故長野で塩?と思って食べていたら、袋にこんなことが書いてありました。
「信州は海のない国で、塩の貴重な国。従って塩の使い方味わい方が大変慎重で、ただの塩味だけではなく持ち味を引き立てる味の素と考えられておりました。」

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ほぉぉ、納得。でも羊羹に塩を入れてみようと思った、
初代の河西六郎さんはとてもすごいことを考えたもんだ、と思いました。
明治からはじまった羊羹が今の時代でも受けているんですもん。
ちょっと前に塩キャラメルやら、塩を使ったデザートが話題にもなりましたが、
先駆けですもんね。

お湯と羊羹と友人とのおしゃべりで、すっかり心とろけた旅なのでした。

*毒沢鉱泉「神乃湯」
http://www.kaminoyu.com/

*塩羊羹のお店 新鶴本店
http://shinturu.com/index.htm