こんにちは。あさのです。
急に寒くなりましたね、まだおこたを出してなくて。
そろそろ出さなくては・・・
先週の週末、食べ歩き会を開催しました!
といっても、友達と二人でのんびり行くんですけどね。
岐阜の「たか田八祥」という、懐石料理のお店に行ってきました。
ランチのお点心3000円。
点心といっても、中華の点心ではなく、お茶を飲むときに食べる料理、
軽いお食事、という意味合いだそうです。
このお店は、居心地がいい。
もちろん、お料理も本当に手がかけてあってすばらしいです。
お料理含め、お店の雰囲気、お部屋のしつらえ、接客すべて、落ち着くお店。
また行きたいな、って絶対思います。
友達とまったりしてしまって、2時間も話しながらゆっくり楽しみました。
長居してすみません。でも長居しちゃいたくなるお店なんですよね。
通して頂いたお部屋は、お茶室でした。
天井が低くて少し狭い感じはしましたが、リラックスするというか、
不思議な空気感がありました。すっかりなごんでしまって。
あ、玄関入るとお香のいい香りがするんですよ。
そういうお心遣い、すばらしいですよね。
帰り際、お店のご主人がお見送りに。
ちょっとお声をかけたら、ご自分のこと、お店のこと、お茶のこと、
お話してくださって、人柄が心に残りました。
隣にお茶室が完成して、お茶会がちょうどお昼すぎから開かれるところだったそうです。
正直、私はお茶に心得がなく、よく理解できないままお話を聞いてましたが、
お茶は日本が世界に誇る文化なんだから、お茶のこと勉強してください。って
最後に言われた言葉が、とっても印象的でした。
たしかに、お料理とお茶って切っても切れない関係があるだろうし、
お茶の世界って、とっても奥深いものなんだろうなと思います。
お店の雰囲気も、お茶の世界を勉強してみえるからこそ、
心が安らぐような、そんな空気感になるんだろうな、と。
ちょっとお茶のこと、勉強してみたいな、と素直に思いました。
お料理のこと、あまり書いてないですけど、もちろんおいしかったですよ。
お刺身をしょうゆのムースで食べたり、新しさもありつつ、
でもしめじのおこわや、むかごのしんじょ椀とか、
旬の味を楽しめる、やさしいお料理でした。
最後にもうひとつ。
お店の名前の由来をお聞きしたところ、
たか田は、お店のご主人のお名前。
八祥というのは、末広がりの幸せ。という意味だそうで、
お花の先生に相談して付けていただいたそうです。
実は、隆祥房の「祥」も同じ字。同じ意味なんですよ。
しあわせいっぱいあふれる、小さなおうち。
共通点を発見して、嬉しくなりました。
たか田八祥
予約必要です。前にブログに書いた、開化亭のほんとに近くです。
岐阜市役所そば。
http://www.kikumasamune.co.jp/guide/list_n/n005/hassyou.html