香蘭園

台風4号、東海地方に接近中です。
が、今日うちの父は沖縄に旅立ちました。
「台風でも絶対行ってやる!」と昨日言ってたのが実行できたようです。

そんな前田家、今年もゴーヤーが豊作です 😆

さて、先日久しぶりに餃子の会が行われました。
今回は伏見の「香蘭園」さんへ。

なんだかお店の机だとか、壁だとかから見てもわかるように、かなり年季入ってます!!
で、餃子の味とかよりも一番衝撃だったのがそこのお店にいるおばちゃん!!!
一度お会いしたら忘れる事はないでしょう。
お店のお姉さんが『ママ』と呼ぶそのおばちゃんは、とにかくすごいんです。
いろんな意味で。
メニュー表の解説をしてくれます。
その解説がまたすごい!!
若者にはマネできません!

骨のついた酢豚みたいなのが美味しかったです。
『ママ』によると、野球の松井秀樹さんや、中日の立浪さんなどがお店に来ると、必ず6人前?とか食べるらしいですよ!
ほんとかよっ。
『ママ』が「松井さんください!」って言えばオーダーとおるって言ってましたんで、香蘭園さんに行かれた際には是非「松井さん」を注文してみてくださいね☆
そして、是非『ママ』に会ってきてください!

お寿司レシピ作ってます。

こんにちは、浅野です。
じめじめ嫌な空気ですね 😕

来週は、「すしエキスポ」がやってきます。
シーフードショーという展示会に出展するのです。
HPでも紹介しているので、ご興味のある方は是非どうぞ 😛
(といっても、一般の方は入れないのですいません。
食品業界の方のみの展示会です。。。)

というのも、隆祥房の作っているシートを海苔のかわりにお寿司に使うと、
おしゃれなお寿司ができちゃう!!ということで、巻き寿司や、お寿司やさんに足りないサラダメニューの「生春巻き」を紹介する予定です。

で、今日がんばって試作をしました!!
かなり季節はずれで申し訳ないのですが、力作です。
oethaee.jpg

img_4878.jpg

野菜シートを使った、おひなさま寿司です 😀

おだいりさま。
寿司飯に、ゆで卵の黄身を裏ごししたものを混ぜて、黄色のごはんにします。円錐形にして、白身のお刺身を襟に見立ててのせ、緑の野菜シートを巻いて着物を着せます。
野菜シートは三角に半分に切って、すそと襟を少し折り返してから巻くのがポイント 💡
飾り串で止めます。
最後にうずらの卵の顔をのせて、(つまようじで固定してます。)
黒ゴマで目をつけて、烏帽子は野菜シートをはさみで切って作りました。

おひなさま。
寿司飯に、桜でんぶを混ぜてピンクのごはんにして、円錐形にします。
サーモンのお刺身を襟にして、赤の野菜シートを巻きます。
シートは四角に半分に切り、襟のところは少し折り返して、すその角は丸く切るとかわいく仕上がります。
あとは、おだいりさま同様に仕上げます。

おひなさまの着物は、長めに広がる感じに着せるのがポイントです 💡

野菜シートを使えば、かわいいお寿司も簡単に作れちゃいますよ。
まだまだひな祭りは遠いですが、がんばったので載せちゃいました。

すしエキスポでは、これを展示するので、ぜひ見にいらしてください!!

初夏の秋田で、マタギさんと山菜取り。

どうも、渡辺です。

みなさん、旅してますか?いきなりなフリですみません。
先週末、わたしは秋田は阿仁・根子まで旅にいってきました。しかも今年2回め。
今日はそのお話。

秋田デビューは、今年の2月。
かんじきをはきながら、雪山でうさぎを追う猟をやったりしました。
あたりは一面、白い。もしくは灰色。
生き物の気配を隠してしまうかのような色、空気を感じて、
冬はとても厳しい環境なんだろう、と思いました。
そこで出会った、マタギさんとの交流がとても!楽しかったんです。
これに味をしめて、再度6月、今度はマタギさんといく山菜狩りをしてきました。

マタギさんって何だ?って思われた方→
「東北地方を貫く奥羽山脈を中心に古くから狩猟を生業としてきた集団がいます。独特の習俗を守り生きてきた彼らは“マタギ”と呼ばれその他の山猟師とはっきりと区別されてきました。」だそうです。
ハンターではないんです。マタギさんは獲物を決めたら、確実にしとめる。
3、4日ほとんど眠らず、山をこえ、谷をこえ、熊を追うんだそうです。
ものすごい体力と精神力。常に自然を相手にしている方ってとても尊敬します!!
でも、お会いしたマタギさんは、とても穏やかな表情をした、
情のあつい、ステキな方でした。

6月の秋田は柔らかな、まだ若い色の緑に包まれていました。
季節としては春になるようです。
いろんな虫や鳥がたくさん鳴いています。
足元を小さなかえるが跳ねたりしています。

tanbo.jpg
マタギさんのたんぼ。水は全て山からのものだそうです。

これは「みず」という山菜。かわをむいて茎を食べるそうです。
ほかにもわらびやら、名前も忘れてしまった、、、山菜もいーっぱいありました。
mizu.jpg

さきほどのみず。塩昆布との和え物と南向鍋(馬肉のお鍋)になりました。
(写真はお鍋のほう)
houba-nankonabe.jpg

全くくせのない、さわやかな味わいと、少し粘りのある食感がなんともいえません!
とれたてってなんて贅沢なんでしょう・・・。
朴葉にのせられた、たきたてのごはん。この上品な甘さ・・・。
本当にたまりませんよ。
この一粒にもマタギさんの愛情が込められているんです。
大事にいただきます。

かじかが網で焼かれていたり、きりたんぽがでてきたりして
自然のめぐみをまるごといただけるお昼ごはん。
tanpo.jpg

デザートに、とマタギさんが厳選したみずをとってきてくださって、
野蒜とマタギさん自家製のお味噌、こまかくたたいたみずをあえた
「みずたたき」をつくってくださいました。これは、、、本当に絶品です。

マタギさんの知恵って本当にすごいです。
とても大事な何かを見せてもらい、体験できた気がします。
大事な知恵はいつまでも後世に伝えていかないとですね。
未熟者ながらそんなことを考えてしまう旅でした。

みなさんも、ステキな旅、楽しんでくださいね。

moriyosiyama.jpg
初夏の森吉山。高山植物がいっぱいで、気持ちよかったです。

naha.jpg
今回の旅のベストショット。なんの花だったかな・・。ウラジロなんとかです。
すみません。